[セッション]と[訪問回数]の違い

セッション

セッションは、訪問者とWebサイト間の一連のやりとりを表しており、やりとりには、訪問者がウェブサイトを離れるまで、ウェブの閲覧、ボタンのクリック、購買などがあります。これらのアクションは、訪問者がサイトを離れるまでを1回のセッションとしてカウントされます。各セッションは、セッションタイムアウトを超えない場合継続されます。

セッションが終了する3つのパターン
  • 夜12時タイムアウト
    Google Analyticsのセッションは日付をまたいでカウントすることができないため、深夜12時を過ぎると強制的に新しいセッションとなり、23時58分から翌日の00時10分までサイトに訪問していた場合、2セッションとしてカウントされます。
  • 30分以上行動なし
    訪問者が30分以上サイト上にて行動を行っていない場合、Google Analyticsはその後に訪問者が再び行ったすべてのアクションを新しいセッションとして扱い、逆に訪問者が30分未満でサイトを離れて戻ってきた場合は、元のセッションが継続されます。
  • 新しいソースやデバイスから再訪問
    仮に訪問者がもともとGoogle検索でサイトに入り10分後、5分間活動しなかった後に別のソース経由で再びサイトに入った場合、Google検索セッションはまだ30分を超えていなくても、2セッションとしてカウントされます。同じユーザーがPCからサイトに訪問した後、30分以内にスマートフォンから訪問した場合も2セッションとしてカウントされます。

 

PV数

PV数は、その期間にサイトを閲覧した回数の合計数であり、同じユーザーが同じページに繰り返し訪問した場合もカウントされます。 以下は、閲覧行動の例です。

  • 直接ウェブサイトのトップページに移動し、商品をクリックして商品ページの閲覧を開始します。気になる商品を見つけた場合、「カートに入れる」ボタンをクリックしてショッピングカートページに入ることができます。 上記の行為は、合計3回の訪問としてカウントされ、「Web3回訪問」として計算されます。

PV数もセッション数も、「サイトが訪問される回数」の累計を想定し、同じユーザーが訪問する場合、セッションとPV数の両方が蓄積されます。異なるデバイスでのセッションと訪問回数も蓄積されますので、「非重複会員」の訪問回数ではありません。