ダッシュボードの指標について
この記事では、OmniSegment ダッシュボード各指標の定義についてご紹介します。まず知ってもらいたいのは、すべての指標の数値は指定期間に応じて変わっていくことになります。
1,指標
- 収益:指定期間内の取引総金額。(キャンセルや返品などの連携ができている場合は、マイナス取引を差し引いた収益となる。)
- セッション数:指定期間内訪問ユーザーの総セッション数。会員と未会員の両方が含まれています。(一人のユーザーが貢献するセッション数は一回とは限りません。)
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PV数:指定期間内訪問ユーザーの総PV数、会員と未会員の両方が含まれています。(一人のユーザーが貢献するPV数は一回とは限りません。)
- 平均CVR:指定期間内の平均CVR。CVR=取引回数/セッション数(%)。
- 取引回数:指定期間内の取引回数。(キャンセルや返品などの連携ができている場合は、マイナス取引を差し引いた収益となる。)
- 平均購買単価:指定期間内の平均購買単価。購買単価=収益/取引回数。
※注意:指定期間内のマイナス取引は、最初の注文日に遡ります。ダッシュボードの「収益」と「取引回数」には、注文の「キャンセル」を差し引いた結果が表示されます。
2,各ステップCVR及び注文金額
- カート投入率=カート追加のセッション数/総セッション数
- カート完了率=注文発生のセッション数/カート追加のセッション数
- コンバージョン率=注文発生のセッション数/総セッション数
- 会員購入率=購入の会員数/訪問会員数
- 平均購買単価=総収益/総注文数
3,訪問者数情報
訪問数
- 非会員:指定期間内にサイトへ訪問した人数。(非会員または、未ログイン会員数)
- 会員:指定期間内にサイトへ訪問した会員数。
会員登録
- 会員登録者数:指定期間内の会員登録者数。判定基準は登録を行った時間。
- 会員登録かつ購入した人数:指定期間内に会員登録かつ1回以上購入した方の人数。
会員情報
- 会員数:指定期間内の会員総数
仮に指定期間が一日以上の場合、最終日のデータが表示される。例えば、「2022/9/14~2022/9/20」を指定 → 2022/9/20のデータが表示されます。
※注意:データは1日1回更新されます。
4,イベント流入元
PV、会員登録、購入、収益、四つのイベント流入元を表示する。
グラフの種類
- 円グラフ:指定期間内の流入元総数を表示、流入元の構成比を見ることが可能です。
- 棒グラフ:指定期間内の毎日流入元の構成比を表示。棒グラフの左にある各流入元をクリックし、見たい流入元のみを表示することが可能です。
4つのイベントソースの定義
- PV:ユーザーがサイト訪問した際に、最後訪問したサイトの utm_source で流入元を判定します。
- 会員登録:ユーザーが会員登録を完了すると、最後訪問したサイトの utm_source で流入元を判定します。
- 購入:ユーザーが購入完了した際に、最後訪問したサイトの utm_source で流入元を判定し、各流入元の注文数をグラフで表示します。
- 収益:ユーザーが購入完了したい際に、最後訪問したサイトの utm_source で流入元を判定し、各流入元の購入金額をグラフで表示します。
※注意:システムは上位8つの流入元を表示するだけであり、最後のサイト訪問にutmがない場合、「none」に分類される。
5,会員チャネル情報
LINE、メール、SMS、3つのチャネルで送信可能な人数を表示しています。
LINE
:会員登録済み、且つLINEユーザーID登録、且つフォロー済み、且つ友だち会員追加済みの人数。ここでは、指定期間内にLINE公式アカウントと友だち追加、且つ会員である方の人数を表示。
:LINEユーザーID登録、且つフォロー済み、且つ友だち追加の人数。ここでは、指定期間内にLINE公式アカウントの友だち追加済みだが、会員とは限らない方の人数を表示。
:指定期間内にLINE公式アカウントのフォローを行った人数。
:指定期間内にLINE公式アカウントのフォローを解除した人数。
メール
:会員登録済、且メールアドレスが登録されていて送信可能な方。ここでは、指定期間内にメール送信できる人数を表示する。
:メールアドレスが登録されていて送信可能な方。
※注意:仮に会員登録にメールが必要な場合、上の人数と同じ場合もあります。:指定期間内にメルマガを登録を開始した人数。
:指定期間内にメルマガ登録を解除した人数。
SMS
:会員登録済、且つ電話番号の登録があり、送信可能な方。ここでは、指定期間内にSMS送信できる人数を表示する。
:電話番号の登録があり、送信可能な方。
※注意:SMSの登録解除はできないため、上の人数と同じ場合もあります。:指定期間内にSMSの登録を行った人数。には基本的にはSMS送信可能な会員数と同じ。
:指定期間内にSMSの登録解除を行った人数。
チャネル割合
- システムの全会員のうち、そのチャネルを通じて送信できる人数のパーセンテージが表示され、以下のような計算でシステムで配信可能な最大のチャネルを判断することができます。例えば、メールチャネル割合=会員登録、メールアドレス登録、送信可能/会員総数